とりはまだ見ぬ空を想い描いている。そこには、とりが長く夢見てきた未来が待っている。とりはそう信じて、胸いっぱいに息をすいこみ、羽をおおきくひろげて飛び立っていく。「とっとり」の県名である「とり」は、空を飛ぶとりに由来します。とりは、飛ぶ。空を飛ぶ。高く、高く、飛ぶ。「とりそらたかく」は、倉吉市、湯梨浜町、三朝町、北栄町、琴浦町の一市四町から選ばれた商品を、高いこころざしで発信していくブランド名です。

「とりそらたかく」は、

とっとり中部を発信していくプロジェクトとして生まれました。

 

 倉吉市、湯梨浜町、三朝町、北栄町、琴浦町の一市四町を合わせた地域が「とっとり中部」と呼ばれています。全国的にメジャーになっているようなものはありません。派手なものも、たぶんありません。あるのは地味なものばかりです。でも、それがこの土地の良さなのです。

 「地味」という言葉は、派手さがないことだけでなく、土壌の良いことも意味します。「滋味」にもつながります。

 ここにしかない豊かな自然、暮らし、文化、歴史があります。そんな地に暮らす人々が生み、育んできた食材や民芸品、伝統工芸品などをとおして、この地の良さを全国に発信したいのです。

 

「とり」と言えば「とっとり」。なかでも「とっとり中部」を思い出してください。

 

 奈良時代のころ、この地方は水鳥の宝庫でした。「とり」をとることを職業としていた「鳥取部(ととりべ)」と呼ばれる人たちがたくさんいました。そこから、このあたりを「とっとり」と言うようになったと伝わっています。

 

 わたしたちは、「とっとり」のシンボルである「とり」をブランドの名前とシンボルにしています。

 

地図:とっとり中部、地図:琴浦町、北栄町、湯梨浜町、三朝町、倉吉市